はじめてのストーブ選び

薪ストーブを導入する、ということを決めたらどのストーブを選んだら良いか、悩む方も多いのではないでしょうか。仮にこのストーブがいい!と決めていても、実際に暖房能力が住宅に見合っているかどうか、設置するスペースや生活の動線が確保できているかどうか、確認することが必要になります。新築の場合は必ず工務店や設計士さんを通して、薪ストーブ専門店にご相談いただき、安全な設置場所やプラン、効率の良い煙突の設置方法などを確認してください。既存住宅でももちろん設置が可能です。こちらも安全で効率の良いプランで薪ストーブを設置することが重要ですので、必ずご相談ください。

暖房能力は、家や部屋の大きさに寄るものだけでなく、断熱の程度によっても大きく左右されます。高断熱・高気密住宅では、平米数が大きくても小さめのストーブで十分な場合もありますし、逆に小さな部屋でも断熱処理がしていなければ大きな暖房能力が必要となります。また、暖房能力が高ければ良い、と、部屋に対してパワーのありすぎる機種を選んでしまうと調整が効かず暑くなりすぎてしまいます。もちろん逆に、パワーが足りずちっとも温まらないということも起こります。ブランド・デザインや価格だけで選ぶのではなく、色々な面から考慮し、薪ストーブを選ぶことが大切です。

良い薪ストーブとは?

第一に、効率が良いこと。
効率とは、燃焼効率=薪を燃やすことによって発生したエネルギーが、どれだけ熱に変換されるかを示した値です。燃焼効率の良い薪ストーブは、薪の持つエネルギーを二次燃焼によってより多くの熱に変換させることができるので、結果薪の無駄な消費を減らすことになります。ちょうど燃費の良いエコカーのようなイメージです。
第二に、長く使えること。
長く使えるストーブの条件、それは上質で耐久性の高い素材を使っていること、メンテナンス性が高いことです。厳選された素材と高い技術で作られたストーブは熱による歪みや酸化が少なく、耐久性に優れています。またいくつもの精巧な細かいパーツにより形成されたストーブは、それぞれに応じた素材で作られているだけでなく、傷んだ部品のみの交換ができ、コストも抑えることができます。こうしたことが、長く使えるストーブの条件となってきます。
第三に、洗練されたデザインであること。
薪ストーブは暖房器具であると同時に、インテリアです。その部屋のテイストに合った薪ストーブと炉台、そして煙突の配置が大切です。部屋の雰囲気に合わない薪ストーブや、無理な煙突のプランでは、折角こだわったインテリアが台無しになってしまいます。薪ストーブも、美しくあるべきなのです。

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