プロが教える!正しい薪ストーブの焚き方

薪ストーブの焚き方はスマートに!
簡単スマートな着火方法、ぜひお試しください。

準備するもの

  • 薪 太めのもの 2本
  • 焚き付け 3〜4cm、1〜2cmのものを6〜7本
  • 着火剤 2個
  • ライター

HWAM(ワム)、WIKING(バイキング)の薪ストーブの焚き方

Autopilot IHS

内蔵されたセンサーで排気の酸素量・温度を計測し、最適な空気量をコンピュータが自動で供給します。空気調整の手間がいらず、自動で最適な燃焼状態と室温が保てるだけでなく、薪の消費や排煙を最小限に抑えてくれる最新システム。

  1. 前日の灰は綺麗に取り除いておく。
  2. 薪を下から 太薪→焚き付けの順に井桁状に重ね、トップに着火材1〜2個を置く。
  3. リモコンのスイッチを入れ、スタンバイモードにし、着火材に火を付ける。
  4. すぐにドアを閉め、希望の温度設定(5段階)に。
  5. 燃焼が進み、薪が足りなくなるとと薪投入のタイミングをリモコンのアラームがお知らせ。
  6. リモコン表示に合わせて必要な本数を追加する。

HWAM Autopilot IHS 着火の仕方

Autopilot

燃焼室の温度により背面のバイメタルが伸縮し、プライマリー、セカンダリーエアーの吸気口からそれぞれ適切な空気量を燃焼室に送り込む。そのため、空気調整を手動で行う必要がなく、着火してからは必要に応じて薪を追加するだけで良い。

  1. 前日の灰は綺麗に取り除いておく。
  2. 薪を下から 太薪→焚き付けの順に井桁状に重ね、トップに着火材1〜2個を置く。
  3. 着火材に火を付けたらドアを閉め、火がまわるのを待つ。
  4. 必要に応じて薪を追加する。

IRONDOG(アイアンドッグ)薪ストーブの焚き方

プライマリーエアーが燃焼室の底面から供給されるので、炎の立ち上がりが良く、鋳鉄製ながら温まるのが早い薪ストーブ。空気調整レバーも焚き付け、通常、消火の3段階とシンプルでわかりやすい。

  1. 前日の灰は綺麗に取り除いておく。(→グレート(底板)の空気孔が灰で覆われていると十分なプライマリーエアーが給気されません)
  2. 空気調整レバーを最大位置に引き出す。
  3. 薪を下から 太薪→焚き付けの順に井桁状に重ね、トップに着火材1〜2個を置く。
  4. 着火材に着火したら十分なドラフトを得るためドアを閉め、太薪に火がまわるまで待つ。
  5. しっかりと全体に火がまわったら空気調整レバーを一段階押し込み、通常燃焼位置に合わせる。
  6. 薪を補給するときはレバーを引き出してからドアを開けて投入する。

Dutchwest(ダッチウエスト)フェデラルコンベクションヒーターの焚き方

プライマリーエアーの吸気口は前面両サイドの下方2箇所にあります。特に段階が設定されていないため、自分で調整する必要があります。別途、コンバスターへの給気調整ダイヤルがあります。

  1. コンバスターの給気調整ダイヤルは左回りに1,5回転させ、プライマリーエアーは最大に開けておく。ダンパーハンドルは手前に引き上げ、ダンパーを開けておく。
  2. 灰は2〜3cmほど残しておく。
  3. 薪を下から 太薪→焚き付けの順に井桁状に重ね、トップに着火材1〜2個を置く。
  4. 着火材に着火したらドアを閉め、ある程度火が太薪に燃え移ったら、プライマリーエアーを調整しながら少し閉じ、燃焼室全体に炎がまわるようにする。
  5. 天板のプローブ温度計が摂氏220℃に達したら、ダンパーを閉める。
  6. プローブ温度計の温度が適温になるようプライマリーエアーをコントロールする。
  7. 薪を追加するときはダンパーを開け、薪に火がまわったらダンパーを閉じる。
  • プライマリーエアー吸気口を完全に閉めないでください。空気の供給が十分に行われず、不完全燃焼を起こす可能性があります。

薪ストーブの焚き方についての注意

着火がうまく行けば、あとはそれほど難しくありません。ただ、注意していただきたいことがあります。

  1. 空気を絞り過ぎないダッチウエストなど、プライマリーエアーを調節するタイプのストーブは、空気を絞り過ぎないように注意してください。薪を長持ちさせようと必要以上に空気孔を閉めてしまうと、燃焼室内の酸素が足りず、不完全燃焼を起こしてしまいます。その結果バックパフ(ストーブの継ぎ目から煙が吹き出すこと)や黒煙が煙突から大量に発生するということが発生します。また、十分に薪に火がまわる前に空気調節レバーを絞ったり、ダンパーを下ろしたり(ダッチウエスト)することも、不完全燃焼の原因となります。適切な空気量を供給するよう、心がけてください。
  2. 十分に乾燥した薪を使用するどんな高性能の薪ストーブでも、薪が乾燥していなければ十分に熱を発生させることができません。薪の水分を蒸発させるためにエネルギーが消費されてしまい、さらにその水分が煙と混ざりクレオソートとなって煙突に付着します。煙突内にクレオソートが堆積すると、温度が上がった時に着火してしまい、煙導火災を起こしてしまい、大変危険です。乾燥していない薪を少量焚いただけでもあっという間にクレオソートは付いてしまいますので、ご注意ください。
  3. 薪の投入量を守ろう薪ストーブには、薪の投入量が決められています。大抵2〜3kgの範囲なので、太めの薪でも2〜4本程度です。この投入量を超えて薪を入れすぎると、温度が上がりすぎ、部品を傷める原因にもなります。加えて、熱エネルギーが室内に放出されきらず、せっかくの熱が煙突から抜けていってしまいます。効率よく使うためにも、規定の量を守ることが大切です。せっかくの良いストーブでも、正しい使い方をしなければ本来の暖房能力や耐久性を発揮できません。ご自分のストーブの構造を正しく理解し、末長く愛用できるよう、大切に使いましょう。

火のあるくらしを楽しもう

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